セクター間の乖離は大きく、4大銀行は上昇し、コモンウェルス銀行(CBA)が+0.8%でトップとなった。一般消費財、金融、テクノロジーセクターは上昇して引けた。一方、生活必需品セクターは1.4%下落し、コールズは1.4%、A2ミルクは3.8%急落した。鉱業大手は軟調で、BHP(-0.9%)、リオ・ティント(-0.4%)、フォーテスキュー(-0.7%)が下落した。金関連銘柄は、世界的な金価格が1オンス3,344ドルに達したことで上昇し、エボリューション(+2.6%)、ニューモント(+2.4%)、そして買収の噂が広がる中、ボールト・ミネラルズ(+7.8%)が目立った。
エコノミストは8月の利下げの可能性を予想している。ANZのヘイデン・ボイトン氏は、利下げの一時停止は「予想外だが、緩和への扉が閉ざされたわけではない」と述べた。AMPのシェーン・オリバー氏は、5週間の延期は経済への影響は限定的だと指摘した。投資家がセクター横断的な金利経路を検討する中、焦点は来月の政策会合に移っている。
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