市場の注目は、7月9日のオーストラリア準備銀行(RBA)の金利決定に引き続き向けられている。IGのアナリストは、オーストラリアドルの動向は中央銀行の政策シグナルと関税の詳細に左右されると指摘した。
セクターによって大きく異なる:
- 公益事業が上昇を牽引(+3.5%)オリジン・エナジーは、傘下のオクトパス・エナジーがテクノロジー事業を分離する計画だとの報道を受け、株価が6.8%上昇し、11.55豪ドル(3週間ぶりの高値)となった。
- 鉱業は圧力にさらされたノーザンスターは、新年度生産見通しの下方修正とコスト警告を受け、8.7%急落し、16.8豪ドル(3カ月ぶりの安値)となった。鉄鉱石採掘大手3社は小幅な値動きにとどまった(BHP -0.3%、リオ・ティント -0.2%)。
- 金融株は下落: 主要銀行4行はすべて下落して取引を終え、ANZ銀行(-0.6%)が最も下落した。
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