ユーロ圏銀行株指数(SX7E)は上昇し、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA)は4%上昇して14年ぶりの高値を更新した。防衛株(SXPARO)は1.4%上昇して過去最高値を更新し、ドイツのレンク(R3NK.DE)はスピンオフの噂から5%上昇した。EUと米国の貿易交渉は楽観的な見通しを後押しした。EUは「数日以内」に枠組み合意に至る可能性があると述べ、トランプ大統領は交渉を8月1日まで延長したが、それ以上の遅延はないと警告した。
しかし、圧力は依然として残っていた。トランプ大統領の銅に対する50%の関税と、今後予定されている半導体・医薬品への関税が重しとなった。デンマークのジーランド・ファーマ(ZELA.CO)は2.7%下落し、ノボ・ノルディスク(NOVOb.CO)は1.5%下落した。英国の広告グループWPP(WPP.L)は利益見通しを引き下げたことで18.8%急落し、フランスのピュブリシス(PUBP.PA)を1.8%下落させた。ノルウェーのコングスベルグ(KOG.OL)は不正決算を受けて12%下落したが、エシロール・ルクソティカ(ESLX.PA)はメタによる株式取得のニュースを受けて5.6%上昇した。
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