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ロサンゼルス、2028年オリンピックの野心的なスケジュールを発表、3度目の開催の節目

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ロサンゼルス、2028年オリンピックの野心的なスケジュールを発表、3度目の開催の節目
開会式までちょうど3年となった月曜日、ロサンゼルス2028組織委員会(LA28)は初の公式競技スケジュールを発表し、同市にとって3度目のオリンピックと初のパラリンピック開催となる歴史的な節目を迎えました。このスケジュールでは、競技スケジュールの再編や青少年参加プログラムの拡充など、大幅な構造改革が盛り込まれ、アスリートと世界中の観客にとって「一生に一度の体験」となることを目指しています。

 

2028年大会では、陸上競技が大会開幕週(7月15~24日)に、象徴的なロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで開催されるという伝統を破り、水泳は7月22~30日にSoFiスタジアムで開催されます。SoFiスタジアムには、両会場での開会式後に仮設の屋内プールが設置されます。1972年以来初めて、開幕週に水泳が開催されないことになり、LA28が会場の利用率と観客のアクセスを最大化することに重点を置いていることを反映しています。

 

選手たちは、クリケット(128年ぶりにオリンピック正式種目に復帰)やフラッグフットボール(初採用)といった画期的な競技にも参加します。予選は7月12日からポモナ・フェアグラウンズとBMOスタジアムで開始されます。マラソンと自転車ロードレースはベニスビーチでスタートし、南カリフォルニアの象徴的な景観とスポーツが融合します。

 

LA28のCEO、レイノルド・フーバー氏は、オリンピック前のスポーツプログラムにすでに100万人以上の若者を登録している「Play LA」イニシアチブを、オリンピックの地域主導のレガシーの証として強調しました。「このスケジュールは単なる競技ではなく、ロサンゼルス市民と世界をスポーツを通して結びつけることです」とフーバー氏は述べ、委員会のアクセシビリティと持続可能性への取り組みを強調しました。

 

8月15日から27日まで開催されるパラリンピックでは、クリプト・ドットコム・アリーナでの車いすバスケットボールや、コロシアムでのパラ陸上競技など、14の会場で12競技が実施されます。これは、ロサンゼルスのインクルーシブな代表性への取り組みを示すものです。1万5000人の選手が参加し、800競技が予定されている2028年大会は、ロサンゼルスの輝かしいスポーツの歴史に敬意を表しつつ、オリンピックの革新性を再定義することを目指しています。

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