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米国水泳連盟、リーダーシップの交代にもかかわらず財政的に健全な状態を維持

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米国水泳連盟、リーダーシップの交代にもかかわらず財政的に健全な状態を維持
過去1年間、米国水泳連盟(USA Swimming)は、画期的なNFLスタジアムでのオリンピック選考会の開催や、2024年パリオリンピックでの28個のメダル獲得など、数々のマイルストーンを達成しました。しかし同時に、長年CEOを務めた人物、新CEO候補、そしてCOOが全員退任するなど、リーダーシップの交代も経験しました。

 

こうした変化にもかかわらず、この組織はアメリカで最も成功し、財政的に安定した全国スポーツ統括団体の一つであり続けています。2024年度の財務報告書(監査済み財務諸表と概要を含む)は、プロツアーやリーグ、あるいは大規模なテレビ放映(自局のUSAスイミング・ネットワークとNBCのピーコックのみ)がないにもかかわらず、豊富な資金力があることを明らかにしています。

 

2024年の主要な財務数値:

 

  • 収益:5,106万ドル
  • 支出: 4,623万ドル
  • 年間剰余金:482万ドル
  • 総資産:7,460万ドル
  • 純資産/準備金: 5,050万ドル

 

この安定性を支えているのは会員費です。2024年には会員収入は2,431万ドルに達し、2023年の2,340万ドルから増加しました。協会は昨年、個人会員37万6,479人、クラブ会員2,798人を報告しました。

 

これらの数字は、USAスイミングの回復力の高さを浮き彫りにしています。主要スポーツのような商業基盤がないにもかかわらず、会員制に重点を置くことで強固な財政基盤を築き、競技での成功と長期的な持続可能性の両方を支えています。

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